高知県技術士会設立30周年記念 

 

ご挨拶

高知県技術士会代表幹事 右城猛
高知県技術士会代表幹事 右城猛

 高知県技術士会はこの度創立30周年を迎えることができました。これはひとえに国土交通省四国地方整備局や高知県、県内地方自治体、そして日本技術士会四国本部、中国本部の皆様をはじめ、高知県技術士会会員の皆様のおかげであり、心より御礼申しあげます。

 

 本日は県内各地で重要なイベントが催されています。そのような中、高知県土木部の福田敬大部長様、高知河川国道事務所の新宅幸夫所長様には、本式典にご臨席を賜り誠にありがとうございます。また、日頃ご指導をいただいている日本技術士会四国本部の武山正人本部長様、中四国の技術士会の会長様には、遠路足を運んでいただき心より感謝申し上げます。

 式典に先立ち、古川勝三先生には「土佐が生んだ土木偉人-廣井勇の人生から学ぶ」と題して講演をしていただきました。大変貴重でそして感動するお話をしていただき誠にありがとうございました。

 

 創立当時を振り返りますと、本州四国連絡橋3ルート、四国横断・縦貫自動車道路などの巨大プロジェクトが次々と進められていました。「志ある者が力を合わせれば、地方を活性化できる」、そのような気運が高まる中、全国各地で堰を切ったように次々と県技術士会が誕生した時期でありました。

 昭和60年に島根県、昭和61年には山口県、高知県、鳥取県、昭和63年には愛媛県と香川県で技術士会が誕生しました。徳島県は昭和42年にいち早く創立されていました。

 高知県技術士会創立時の会員数は、わずか14名でした。30年経った現在では、133名になりました。建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、応用理学、環境、総合技術監理と多岐にわたる専門部門の科学技術者集団であります。

 

 現在、国や県が発注する土木設計委託業務の管理技術者になるには、技術士の資格が必須になっていますが、発足当時には、技術士が国家資格であることさえも知られていませんでした。隔世の感があります。

 現在、技術士が高い評価を得ているのは、会員の皆様が高邁な精神と優れた技術者倫理観を備え、立派な成果を残してきたことに尽きると思います。

 

 平成22年には、一般社団法人日本技術士会中・四国支部から分離独立する形で公益社団法人日本技術士会四国本部が誕生しました。当会の会員の40%が日本技術士会に属しており、日本技術士会四国本部の役員や常設委員会の委員をしている会員も多数います。

 春秋年2回開催している総会は、日本技術士会高知例会と共催の形をとり、公開講座とCPDセミナーをプログラムに組み込んでいます。そのお陰で総会は、以前に比べ格段に充実した内容になっています。

 平成23年からは、岡山県、香川県、島根県、鳥取県、それに高知県の5県技術士会による「太平洋・瀬戸内海・日本海縦断技術士会」が発足し、毎年各県持ち回りで例会を開催し、技術の交流と親睦を深めています。

 さらに、平成22年からは日韓技術士国際会議にも参加しており、今年の10月2日に栃木県の鬼怒川温泉で開催された国際会議では、四国を代表する形で私が研究発表をさせていただきました。

 

 この30年間に高速道路をはじめ四国のインフラは随分と整備されました。しかし、その一方で高知県では少子高齢化が進み、中土佐町の人口と同じ7,000人が毎年消滅しています。5,000人は自然減、2,000人が県外への転出です。

 衰退する高知を守るには産業の振興を図り、若者が魅力を感じる職場を作る以外にありません。その原動力になるのが高知県技術士会の会員であると確信しています。

 

 創立30周年を契機にさらなる研鑽に励み、地域社会から信頼され、期待される集団になることを目標にしたいと考えています。

 最後になりますが、創立記念式典がこのように盛大に開催できましたのは、献身的にお世話をして下さった本会の幹事の皆様、そして快く協賛広告にご理解を下さった多くの企業の皆様のおかげでございます。心より感謝申し上げます。

 今日ご参会いただきました皆様には、これまでと同様にご指導ご鞭撻をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

 本日は誠にありがとうございました。

 

2016年10月8日 サンピア・セリーズにて

 

高知県技術士会事務局

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