11月26日(土)
日本技術士会四国本部による例会の翌日の見学会は、桂浜にある「高知県立坂本龍馬記念館」。16名が参加した。9時30分に現地に集合し、館内を自由見学。10時30分より、隣接している国民宿舎桂浜荘の地下1階の会議室で坂本記念館の森健志郎館長に「坂本龍馬を語る」という演題で60分の講演をしていただく。館長の話には、いつもであるが引き込まれる。
昨年、福山雅治が坂本龍馬を演じた昨年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の影響で年間入館者数が、それまで14万人であったものが40万人を突破したそうである。文学館としては、花巻市の宮沢記念館が全国屈指の年間15万~18万人であるが、それを超えて日本一になった、今年もまだ昨年の余韻が残っており20万人を超えそうという話であった。坂本龍馬館の大きな特徴は、県外のリピーターが多いこと。3~4回ではなく10回以上の来館者が多い。入学、卒業、就職、結婚、退職など人生の節目節目に来場し、龍馬に報告するリピーターが多いと言うお話であった。
11月25日(金)
公益社団法人日本技術士会四国本部と高知県技術士会による地震防災セミナーを高知会館で開催した。演題と講師は下記の通り。
①来るべき南海大地震・大津波から四国を守るためには
海洋開発機構 津波地震防災研究プロジェクトリーダー 金田義行
②東日本大震災から防災・減災を考える
高知県地震防災研究会会長 吉川正昭
③参加型手法を使って防災・減災についてみんなで考えよう
Cプラニング 花岡史恵
④東日本大震災による藤沼ダム被災に関する調査報告
日本技術士会四国本部 防災委員会 吉岡崇
11月18日(金) 中国・四国本部意見交換会
広島市文化交流会館で中国本部と四国本部の役員27名により、11時から12時30分まで昼食をとりながら、 地域本部活動の活性化と会員拡大、中国本部と四国本部との相互連携・協力事業にについて意見交換会がありました。高知県からは右城副本部長と明坂防災委員長の二人が出席しました。
現在、中国・四国地方の各県に技術士会があり日本技術士会とは関係なく活動をしてますが、日本技術士会では、地域本部の県支部を設置しようとする考えがあります。現在の県技術士会がそのまま県支部に移行するのか、その場合に日本技術会会員でない技術士はどのようになるのか検討すべき課題はたくさんあります。県技術士会の会員の意見や日本技術士会統括本部の意見をお聞きしながら組織改革を進める必要があります。
11月18日(金) 地域産官学と技術士との合同セミナー
13時より「再生可能エネルギーで活力ある低炭素社会の実現に向けて」をテーマにしたセミナーが広島市文化交流会館でありました。高知県技術士会からは右城代表幹事と明坂事務局長が出席しました。
セミナーでは、NPO法人環境エネルギー政策研究所の古屋将太研究員による基調講演「未来のエネルギー社会づくりに向けて」に続いて、下記の5編の事例発表がありました。
①エネルギー資源としてのバイオマス利用への期待と課題 広島大学教授 松村幸彦氏
②太陽光発電の現状と課題 長州産業(株)木村俊之氏
③風力発電の現状と課題 (株)ユーラスエナジージャパン 長谷川浩司氏
④小水力発電の現状と課題 イームル工業(株)顧問 沖 武宏氏
⑤環境モデル都市への取り組み「自然と共生するまちづくり」檮原町 参事 増田尚一氏
事例発表に自治体として唯一「檮原町」が選ばれたのは、森、水、風、光を活かした檮原町の環境対策への取り組みがテレビ放送されているのを中国本部の太田一夫事業委員長が観られ、決められたといことでした。
国の環境モデル都市に指定されている自治体は全国で13ありますが、中・四国では檮原町だけです。中越武義前町長の卓抜した手腕によるものと思われますが、徹底した檮原町の環境モデル都市に関する取り組みは、参加者全員が感動させられました。
17時30分からは懇親会がありました。
9月17日(土)太平洋・瀬戸内海・日本海縦断技術士会
平成23年度太平洋・瀬戸内海・日本海縦断技術士会が倉敷市であり、高知県技術士会からは右城猛代表幹事、小澤修幹事、池本正英幹事、横山成郎幹事の4名が参加しました。
平成20年にできたこの会は、昨年度までは、香川県技術士会、岡山県技術士会、島根県技術士会による「瀬戸内・日本海縦断県技術士会」として活動されていたようですが、今年から高知県技術士会と鳥取県技術士会が加わり、名称も変わりました。
12時45分から倉敷児島産業振興センターで「持続可能な社会づくりに向けた取り組み」をテーマに開催された講演の部では、2編の話題提供と各県技術士会からの発表がありました。 「エネルギー」、「環境」、「防災」、「福祉」のそれぞれの面から持続可能な社会について提言があり、とても参考になるものでした。
あらゆる面でパラダイムが大きく変化する中で、新しい時代を切り開くのは技術であり、技術士であるということを改めて感じさせられました。
17時30分からは、瀬戸内海を一望できる鷲羽山の上にそびえ立つ「せとうち児島ホテル」に会場を移し、そのホテルの雲海の間でビェッフェ形式の懇親会が開かれました。
懇親会の席で、第5回目となる平成24年度は、太平洋に面した高知県で開催することが決まりました。 懇親会では、島根県技術士会の前会長の渡部修氏から本場の「どじょうすくい踊り」を披露して頂けるという約束もできました。
8月26日(金) 日本技術士会創立60周年記念大会
東京都千代田区の経団連会館で「創立60周年記念・第38回技術士全国大会記念式典」があった。高知県技術士会からは、右城猛代表幹事と明坂宣行事務局長の二人が参加した。
14時からの記念式典には秋篠宮殿下が出席され、「国民生活の水準を向上させるには、技術士のたゆまぬ研鑽があったと思います。記念大会が実りあるものになると期待するとともに、国内外の要請に応えるため、一層の活躍を期待します」とのお言葉をいただいた。
日本技術士会は昭和26年6月14日に日本工業クラブにおいて設立総会が開催され、誕生した。日本を復興に導き、真の平和国家として世界に認められるためには、技術を高めて優れた輸出品を生み出す、これしか術はない。日本のよって立つ基盤は、技術であると深く確信した方々の努力と行動が信念となり、日本技術士会の設立の原動力になった、と言われている。
15時40分からの記念講演は、上智大学前学長の石澤良昭氏が「アンコール・ワットの謎に挑戦」と題して講演。
17時からは経団連ホールに会場を移して、交流パーティーが開かれた。
6月17日(金)~21日(火)東日本大震災被災地の宮城県を視察
高知県技術士会の右城猛代表幹事,西川準二幹事,桑名正博会員,宮崎洋一会員が,高知県測量設計業協会の皆様と一緒に,気仙沼,南三陸町,北上川,女川,石巻,七ヶ浜,仙台塩釜港,藤塚,名取市,閖上,亘理町の津波災害現場を視察しました。
⇒「東日本大震災による宮城県の被害と調査結果から得られた教訓」(右城猛)
6月9日(木)
「宮城県を元気にする高知応援隊」(隊長・宮地貴嗣)の説明会と団結式が、18時30分よりオリエントホテル高知でありました。
宮城県に赴くのは56名で、6月17日に高知を出発します。
高知県技術士会からは、右城猛代表幹事、西川準二幹事、宮崎洋一会員、桑名正博会員が参加します。17日と18日は高知応援隊の一員として、南三陸町の志津川中学校と気仙沼高校の2箇所で赤牛カレー、野菜スープの炊き出し、よさこい鳴子踊りなどを行います。19日と20日は、高知県測量設計業協会、高知県橋梁会のメンバーと一緒に女川、石巻、多賀城市、仙台塩釜港、亘理町、山元町などで被災状況を視察する予定です。
6月1日(水)春の定例総会
高知会館で、春の定例総会を下記の通り行いました。
(1)開会挨拶(15:20) 高知県技術士会代表幹事 右城猛
(2)技術士二次試験合格者祝賀会 (15:25)
祝辞 日本技術士会四国支部副支部長 増田義博
支部紹介 日本技術士会四国支部 小川修
(3)講演会(16:00)
「こころの風邪の予防とケア」 近森病院 看護部長 久保田 聡美 氏
「東北地方太平洋沖地震による宮城・岩手周辺の津波被害と都市部の液状化被害」
高知大学 教育研究部自然科学系農学部門 原 忠 氏
(4)高知県技術士会総会 (18時10分)
(5)交流会・祝賀会 (18時40分)
高知県技術士会幹事会 4月20日(水)
12時よりサンライズセリーズで幹事会を開催し,下記の議事について検討しました。
出席者は,右城,明坂,小澤,小川,古屋,古谷,西川,上岡,横山,岡田の10名
(1)平成23年度春の定例総会の案内状について
(2)平成22年度技術士二次試験合格者祝賀会CPDセミナー(高知会場)の案内状について
(3)CPD行事開催補助申請・実施報告書について
(4)平成22年度四国支部第二次試験合格者祝賀会・第4回CPDセミナーについて
(5)平成22年度事業報告と平成23年度事業計画について
(6)旅費規程の改定について
(7)平成23年度四国支部事業計画事業委員会案
(8)平成23年度四国支部事業活動基本方針及び実施スケジュール案
(9)東日本大震災への義援金について
四国支部役員会 12月3日11:30~13:30
11時30分よりホテルグランドパレス徳島で平成22年度第2回目の四国支部役員会が開催され,下記の議事に対して検討された。
(1)本部会議報告
(2)平成22年度収支決算 中間報告
(3)平成23年度収支予算案・事業実施予定
(4)各委員会の活動状況について
(5)会員拡大について
(6)その他
役員29名の内20名が出席した。高知県技術士会からは,右城代表幹事と明坂事務局長の2名が参加した。
大塚アグリテクノ栽培研究センター見学
12月3日14時30分~16時45分
鳴門市大麻町にある大塚アグリテクノ栽培研究センターでは、約1ヘクタールの敷地内で、養液土耕栽培、水耕栽培、隔離栽培など栽培技術の研究が行われている。同センターに勤務している
技術士会会員である岡准慈氏に,センターの概要の説明を受けた後,養液栽培の実施研究ハウスを見学させていただいた。また,センターの尾形氏から「植物工場ビジネスについて」,安富氏からは「農薬の研究開発について」の説明を受けた。
平成22年度日本技術士会四国支部徳島例会懇親会
12月3日18時30分~20時30分 ホテルグランドパレス徳島
四国支部支部が設立されて2回目の例会が下記の通り開催された。
(1)支部長代理の加賀晃次氏による挨拶
(2)徳島県技術士会会長の増田義博氏による挨拶
(3)副支部長の須賀幸一氏による乾杯
(4)総務委員長の栗本好正氏による四国支部活動報告
(5)副支部長の右城猛氏による中締め
司会は事業委員の豊崎裕司氏
平成22 年11 月24 日(水) 16 時から高知県技術士会と日本技術士会四国支部の主催による講演会があり,日本技術士会四国支部防災委員の和田雅和氏より「日本技術士会における防災支援活動について」と題する講演と,高知県立坂本龍馬記念館の森 健志郎館長より「明治維新と高知」と題する講演をいただいた。参加者は55名であった。
17時30分からは,村山保顧問の乾杯で恒例の交流会が行われた。
平成22年10月17日(日)
「海峡メッセ下関」で第40回日韓技術士会議があった。9時から式典、本会議、分科会が行われ、18時30分から日韓親善晩餐会があった。参加した技術士は韓国98名、日本226名の322名。事務局や家族を加えると、韓国150名,日本250名の400名で過去最高であった。
四国支部からは式典と本会議に武山副支部長,加賀副支部長,栗本総務委員長,丸城広
報委員長,それに小生の5 名が参加した。日韓親善晩餐会には、武山氏,栗本氏と小生夫婦の4 名が参加した。5 名とも日韓技術士会議への参加は初めてである。
高知会館で定例総会が開催された。
総会に先立ち、昨年1月6日に86歳で他界された故上森千秋会員に黙祷が捧げられた。
新しい幹事として、古谷修一、西川準二、上岡誠、横山成郎、の四名が選出された。
昨年度の技術士二次試験で合格した岡林弘憲、野口稔博、宮崎の3名が新しく入会した。
総会終了後には、高知新聞社論説委員長の森沢孝道氏に「小社会 トリビア」と題する講演をしていただいた。
その後は、村山保顧問の乾杯で恒例の交流会が行われた。
平成22年6月3日(木)
高松市のアルファあなぶきホール(香川県県民ホール)で社団法人日本技術士会四国支部設立総会があった。
その後で佐藤清氏により「道路技術者として歩いた 巡礼のみち」と題しての特別講演、記念式典、祝賀会が盛大に開かれた。